この度、社会福祉法人風の森が、社会課題に挑む画期的な取り組みを表彰する「全国ワークスタイル変革大賞2025」関東・信越大会にて最優秀賞を受賞しました!
人手不足の保育業界において、ICT活用により残業ゼロを実現し、潜在保育士の復帰と職員満足度向上という社会課題の解決に直結している点が評価されました。
全国ワークスタイル変革大賞2025 関東・信越大会 結果発表
(JDX プレスリリース)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000128.000115435.html
(以下抜粋:)
社会福祉法人風の森は、有資格者の6割以上が現場復帰できないという保育業界の構造的課題に対し、ICTを活用した抜本的な働き方改革を実践しました。
具体的な特徴は以下の通りです:
・徹底したICT化と業務効率化
保護者との連絡帳のアプリ化、予約・採用のオンライン化、おむつ等の集中管理、各種事務業務のアウトソースを徹底的に実施。これにより、保育士が「子どもを見る」以外の業務を大幅に削減しました。
・働きがいのある環境整備
業務効率化によって、完全週休2日制、残業ゼロ、有給取得率95%を実現。職員満足度が85%に向上し、働きがいのある組織への変革を達成しました。
・圧倒的な採用力
改革で向上した「働きがい」をSNSで積極的に発信した結果、潜在保育士へのリーチが広がり、中途採用倍率は業界平均の約70倍となる18倍に達しました。
これらの取り組みは、人手不足が深刻化するエッセンシャルワーカーの業界において、デジタル技術によって持続可能なビジネスモデルを構築し、社会課題の解決に貢献する優れたモデルケースとして認められました。
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現在、潜在保育士(資格を持ちながら保育士として就業していない人)が103万人にのぼるという現状が業界の大きな課題となり、なり手不足による保育の質の低下が危ぶまれています。我々風の森は、心のゆとりをもって保育を楽しみ、長く働き続けられる保育士を増やしたいと考え、保育士の働く環境改善に取り組んでいます。
今後も、働き方改革をより促進していけるよう邁進する所存です。