食育とは、さまざまな経験を通じて「食」に関する知識を習得し、健康的な食生活を送れる人間を育てることを指します。「食」は「生きる上での基本」であり、人間の心身が健やかに成長するための土台である、と考えられています。
その中でも乳幼児期は、生涯にわたって健康的に生活していく力の基礎を培うことを目標に食育が実施されています。乳幼児期の食体験は、それ以降の成長に大きく影響するものです。保育園では、ご家庭とともに、食をめぐる体験や事柄を通じてお子様の「生きる力」の基礎を支えていきます。
「おうちでは全然野菜を食べないのに、保育園の給食は残さない!」そんなお話をよく聞くほど、子どもたちは給食が大好き。Picoの食育は、栄養士が年間のベースの食育計画を作って、保育士と子どもの興味や発達を見ながらどんなことができるか話し合い、子どもたちの食への興味を引き出すことからはじまります。「食」は、ただ栄養を摂るだけではなく、心も育むものです。栄養士と保育士がそれぞれの専門性を活かし、豊かな食の体験を広げていきます。
畑で季節の野菜を栽培・収穫し、栄養士と一緒に調理します。苦手な野菜も自分で育てれば好きな野菜に早変わり! 自然との関わりを通していのちに出会い、自分で実際に育てた食材を食べることで、自然の恵みやいのちの大切さに気づいていきます。
絵本を読んでいたら食べたくなった料理、ありませんか?絵本に出てくる美味しそうなあの料理を実際に食事として提供する「ストーリーメニュー」では、子どもたちのお気に入りの絵本の世界が現実に!毎回のメニューにワクワクが止まりません!
旬というのは食材が最も美味しい時期で、栄養もたっぷり詰まっています。Picoの給食では旬の食材を使い、素材の味を生かしながら美味しく食べられる工夫をしています。旬を知ることで季節感を味わうことができます。食を通じて日本の文化にも触れます。日本の行事食には昔の人の知恵や願いがたくさん込められています。食べるだけでなくその意味を学ぶことで、食への関心を高めます。
Picoナーサリでは、Instagram・クックパッドで食事や食育、栄養に関する情報を発信しています♪
給食は栄養士の手作りだから、家で同じように作るのは大変!と思われるかもしれませんが、おうちでも簡単に作れるメニューや、子どもが食べやすくなるような工夫をご紹介しています。
ぜひ、ご家庭での食事、食育のご参考にしてください。
栄養情報を楽しく学ぶことで学童期・思春期に向けての体づくりを応援します。食べものと健康とは密接な関係にあること、また自分の体に必要な食品の種類や働きを知ることにより、苦手な食材でも挑戦しようとする気持ちや栄養バランスを考えることに繋がっていきます。